裁判で有効となる浮気の証拠とは

配偶者の浮気に対して慰謝料を請求したいという場合、一般的には探偵に浮気調査の依頼をします。なぜ高額な費用をかけてまで浮気調査をするのでしょうか?

一般的に言われている浮気と、法律上の浮気は異なります。「キスをしていた」、「手をつないで歩いていた」、「愛しているよとメールを送っていた」というようなケースでは、一般的には多くの人が浮気と感じるかもしれません。しかし、この程度では法律上の浮気とは認められず、慰謝料も請求できません。慰謝料を請求するためには、相手に「不貞行為」があることが必要になります。この「不貞行為」とは、民法上の不法行為の一種です。ちょっとしたことで不法行為が成立してしまったら、私達は安心して生活できませんから、一定のラインを超えていなければこの不法行為は成立しません。

「不貞行為」が認められるためには、「自分の意思で配偶者以外の異性と性交渉をした」ということが必要になります。たった一回の性交渉があっただけでは足りず、複数回に及んでいる必要があります。

「不貞行為」の証拠としては、「2人でラブホテルに入っている写真」などが主なものとなりますが、「ホテルに入ったけどすぐに出た」と言い訳されてしまえばそれまでですので、一定時間後にホテルから出てくる写真なども必要になる場合があります。たった1回では不貞行為は成立しないので、2回、3回とラブホテルに行っている写真があることが理想です。シティホテルや自宅の場合は、一般的には性交渉をする場所ではないので、3回、4回と頻繁に2人で出入りしている写真が必要になってきます。デートの約束のメールなどは不貞行為の証拠にはなりませんが、「ラブホテルに行こう」などと性交渉を連想させるような内容のメールは証拠となる可能性があります。

このように、自分では「浮気の証拠だ」と思っていても、裁判ではそれが認められないことも多いです。浮気調査には専門的な知識と技術を持っていることが必要になりますので、専門家に依頼をするのが一番良いということになります。

浮気調査後の慰謝料請求について

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浮気調査となると基本的には探偵や興信所を利用し依頼するという形になると思いますが、これらの浮気調査で調査員が何名なのか、何日間の調査を行うのかで金額が大きく異なってきます。探偵社でも質や金額にだいぶ差がありますので一概には言えませんが、調査員3名ほどで数日の調査を行うと100万円以上する可能性も多くあります。

そういう大きな費用がかかっているだけに慰謝料の金額がどれくらいになるのか気になると思います。基本的には弁護士に依頼して浮気相手に慰謝料請求をすると平均額で収まることがほとんどです。浮気の慰謝料の平均は100万から300万と言われていますが、場合によってはそれ以上の額にもなり、相手の支払い能力や、暴力があったか、婚姻期間など色々な要素で慰謝料の額は決定します。

それには多くの浮気の証拠が必要となりますので、慰謝料請求で優位になるための証拠を多く持っていると条件次第で高い額を取得できると思います。勘違いをしないで頂きたいのは慰謝料請求金額と実際に受け取れる金額は同じではないことです。相手はなんとかそれを払わずに済むために色々な言い訳をし、ごまかそうとしてきます。証拠が決定的であっても相手は事実を認めないといった可能性もあります。話し合いをしてその慰謝料の金額通りの金額を受け取れるかは相手の対応次第となってくるのです。

もし話がうまくまとまらない場合、慰謝料をめぐって裁判をすることも当然ありえます。しかし裁判で相手の浮気を認めさせることで、きちんとした支払いをさせる事ができる点と法的な場に進むことで相手との距離を確実に作るメリットがあります。

それも確実に勝てないといけないため弁護士との協力と事前の準備が不可欠になってきます。このように浮気調査での証拠を確実に取得していたとしても、裁判という場になるとそれらを複数取得しているのかという点も重要になってくるため、浮気調査を複数依頼することに高い価値が出てくることもあります。

探偵は料金の安さだけで選ぶと危険?

探偵事務所に対して浮気調査の依頼を出す場合、そこでは必ず費用がかかることになります。
実際に請求される金額についてはそれぞれの探偵事務所によって異なるのですが、多くの人にとってこうした調査に対して支払うお金はなるべく安くしたいと思うものでしょう。
そのため「なるべく安いところに依頼したい」と考える人も多いのですが、実際のところただ安いという理由だけで浮気調査を依頼する探偵事務所を決めてしまうのは危険であると言えます。

これはどうしてかというと、まず一つ目の理由として探偵はしっかりとした技術と知識を身につけていなくてはならないということが挙げられます。
要するに専門職なわけですから、その技術に対してお金を支払う必要はあるでしょう。

あまりにも安い金額であるということになると、本来であれば現場に出て調査を行えるほどの知識と技術の無い人が調査員として駆り出されている可能性が出てきてしまいます。
そうした人に浮気調査を頼んでも確かな結論が出てくる事は無いでしょうから、ある程度の費用を支払うということは却って安心にもつながると考えられます。

また技術のあるスタッフで調査をしてもらえる場合であっても、最初に提示された金額が安すぎる場合には後々の請求額が極めて高額なものになってしまうリスクがあります。
これは最初の段階では必要最低限の金額しか教えないという場合もありますし、酷い探偵事務所だと後から水増し請求をしてくる場合もあります。
そのため一見して費用が安い場合には「最終的にはいくらくらいかかりますか」と確認をしておくことが必要です。

これまで浮気調査をしてきている探偵事務所であればそれなりの目安を出すことは出来るでしょうし、むしろそこで「人それぞれなので何とも言えません」と言ってくるようであれば後から高額の依頼料を請求してくる可能性が高いです。
信頼できる技術のある探偵はそれなりに高くつくものですから、安さばかりを気にして結局無駄なお金を払っただけということにならないように注意しましょう。

浮気調査の費用に相場ってあるの?

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浮気調査を行う探偵は、探偵業法に従い運営をしています。いくつかの要件を守り適正な運営に取り組み、安全に利用できるよう内閣府で取り締まっています。
しかし、運営上でいくつかの規制はあるものの、調査費用に関する規制はありません。もちろん見積もりを著しく超える法外な請求は罰せられますが、探偵事務所ごとに費用が異なるのが現状です。

浮気調査の場合の費用は、人件費調+経費で決まります。

調査は2名で行うのが基本です。
相場としては、1時間当たり2名の調査員で15000円~20000円とされています。1日の調査時間平均は3時間、調査期間平均は5日~7日です。すると、人件費だけで45万円~63万円ほどになるでしょう。
これに加えて、車両費、交通費、機材代、印刷費、宿泊費、報告書作成費などが加算され、50万円~100万円ほどの費用になることが予想されます。

ちなみに、細かい費用内訳は探偵事務所により異なります。
軽費を取らないで人件費のみで調査をしてくれる探偵事務所もあれば、別途で着手金、深夜・早朝割増料金、危険手当、成功報酬などがある探偵事務所もあるので注意しましょう。
ちなみに成功報酬に関しては特に気をつけなくてはなりません。浮気をしている証拠の確保ができればもちろん成功ですが、調査の結果、浮気をしていなかったとしても調査の成功とみなされます。そのため、浮気をしている確証を持てる場合のみに浮気調査を依頼した方がいいでしょう。
そして、調査をしていないのに浮気はないと報告する、証拠として有利な情報を掴んでくれなかったという場合でも成功報酬を取られるトラブルが報告されています。悪質な探偵もゼロではないので注意してください。

いずれにしても、まずは複数の探偵事務所から見積もりを出してもらうのがおすすめです。
安さにこだわり選択するのもダメですが、高ければいいというわけでもありません。口コミなども合わせて、信頼できる探偵に依頼しましょう。

探偵事務所を選ぶ際のポイント

浮気調査を請け負ってくれる専門家ということで非常に頼りになるのが探偵です。
全国各地で活動する探偵は調査のプロとしてさまざまな依頼を受けていますが、その中でも特に多い依頼となるのが浮気調査です。

ターゲットとなる人の素行を調査し、必要に応じて尾行を行い、そして決定的な瞬間を記録するということはまさにプロの技術であると言えます。
ただ「探偵なら全員浮気調査を出来るだろう」と考えてしまうのは間違いですし、「探偵事務所はどこも同じだ」と考えてしまうのも危険な間違いなのです。
では浮気調査を依頼する探偵事務所を選ぶ際のポイントとしてはどういったところがあるのかというと、まず重要なのが浮気調査の実績についてです。

現在の探偵事務所では多くが公式サイトを運営するようになっており、そこでこれまでどういった内容に取り組んできたのかということを紹介しています。
そこで浮気調査に触れられており、また具体的な方法についてしっかりと説明されているかどうかということは大きなチェックポイントになるでしょう。
そして実際に依頼の話を相談した際の対応についても要注意です。

例えば最初に高圧的な態度で話をしてくるような探偵は技術がどれだけ優れていても信用は出来ませんし、調査の方法について曖昧な説明しかできない探偵も当然、信用に値しません。
また探偵事務所の中には安い費用で調査が請け負えるというように広告を出しているところもあるのですが、最近ではそうした安さを売りにした探偵事務所に依頼して、後から高額な費用を請求されるというトラブルが多く報告されています。
特に最初に「基本料はこれくらいです」と言って説明をされた場合、その基本料というのが何の料金なのかについて確認をしなくてはなりません。

後から写真撮影の経費や尾行にかかった時間による人件費、それらの技術料ということで基本料の数倍の費用が請求されるケースは極めて多いのです。
浮気調査は基本的にかなり高額な費用がかかるものですから、後で後悔しないようにしっかりと探偵事務所を選ぶように心がけましょう。

浮気調査は探偵に依頼したほうがよい訳

パートナーの浮気調査はある程度は自力でも行えますが、しかしそれでも探偵に依頼した方がよいとされています。

探偵に頼んだ方がよい理由としては、まず浮気を疑っている相手が最も注意しているのがパートナーだからです。例えば夫が浮気をしている場合、最もばれたくないと考えるのは妻であり、それゆえに妻に対してのガードが厳しくなっていることがあります。その為、妻に対しては敏感ですし、簡単には証拠を掴ませてくれない可能性があるのです。そしてもし疑われているとターゲットに気付かれてしまった場合、より慎重になって余計に証拠を得ることが難しくなったり、証拠隠滅を図られてしまうこともあります。下手に浮気調査をすると真相を知ることが難しくなりますので、失敗しない為にも探偵に頼んだ方が安心と言えます。

時間的に浮気調査が難しいのも頼んでしまった方がよい理由です。浮気の事実を突き止める為には相手の行動を見張っていなければいけないことがあります。しかしながら仕事などをしていると現実的に自力で調査をするのは困難です。ですから探偵に代理で探ってもらった方が良いですし、自身の生活にも影響を与えることなく真相を探ることができます。

そもそも調査技術がないのも頼んだ方が良い理由と言えるでしょう。素人でもある程度は自力で浮気調査することができますが、しかしながらできることはそれほど多くありません。例えばパートナーの携帯やパソコンで履歴を調べる、私物をチェックしてみて怪しい物がないかを探るなどの調査は可能ですが、それ以外のこととなると現実的に調査をするのは困難を極めます。自身ではできないことをやってくれるのがプロの探偵ですので、無理に自力で探ろうとせずプロに相談をしてみるのが安心であり、真実を知る為の良き方法と言えるでしょう。

ただし、浮気調査は実績のあるプロの探偵に依頼しなければあまり意味がありませんので、信頼のできる探偵事務所に相談をすることが大切です。

名古屋で浮気調査するのにおすすめの探偵事務所

メール・LINEで浮気発見しても証拠にはならない?

配偶者が妙にソワソワしている、スマホを肌身離さず持ち歩くようになった・・・。
一緒に生活していると、普段の様子との些細な違いに気づくことがあります。
特に女性はそういった勘が働きやすく、またそういった勘は当たっていることが多いものですよね。
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そのような状況下で最初に取る行動は、相手のスマホのメール・LINEをチェックすることが多いでしょう。
ガードの緩いタイプの場合は履歴をそのまま残している場合もあるので、転送やスクショして自分のスマホに保存しておきましょう。
用心深い場合は削除するかロック付きのフォルダに格納していたりしますが、深追いはせずそのままにしておきましょう。
というのも、メール・LINEは浮気の証拠として決定的なものとはならない可能性が高いのです。

決定的な証拠になるものは、不貞行為である「肉体的な関係を結んだ」ことが判断できるもの、とされています。
一番分かり易いのは画像や動画です。画像フォルダに不適切な関係を表すような画像が残っていれば証拠になりますが、余程抜けていない限りは残していないものですよね。

浮気が発覚するとショックが大きいものですが、ここは一旦冷静に考えましょう。相手を責めるのも今は我慢です。
あなたが相手をどうしたいかにより対応は変わってきます。
腹が立つけれど平謝りされれば許しても良い、ならば本人に想いのたけをぶつけても良いでしょう。
しかし離婚も視野に入れている、しらを切る事を繰り返されて我慢がならないといったケースならば、そのまま泳がせることをお薦めします。そしてきちんとした証拠をつかむため、浮気調査をプロに依頼しましょう。

浮気調査では素人では使いこなせない高性能の機材が使用できるので、夜間でも顔がはっきりした画像の撮影も可能ですし、手間や時間のかかる尾行もお願いできます。自分で行動して見つかれば隠ぺいされてしまうので、本気で別れたい場合はお薦めできません。

浮気調査で確実な証拠が掴めればその後の調停で有利に話を進める事ができますし、メールやLINEも裏付けとしてその際に参考資料になります。同時にそれを証拠として、浮気相手にも慰謝料の請求が可能です。

浮気調査の後に離婚するケース

結婚をしている夫婦のうちどちらかが浮気をしているのではという疑惑が浮上した際に依頼されるのが浮気調査です。
腕の良い探偵であれば本当に浮気の事実があったのかどうかということについて浮気調査で結論を出してくれますから、この浮気の有無ということが不安で毎日苦しいというようであれば依頼をする価値はあります。
ですがしかし、事前に必ず考えておかなくてはならないのが「浮気調査の後」のことでしょう。
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浮気調査の後で家庭環境が変わるというケースは珍しいことではなく、特にこの調査がきっかけで離婚に至ったというようなケースもかなり多いのが実際のところです。
まず浮気調査の後に離婚するケースとして特に多いのが「浮気が事実であり、結婚生活を続ける理由を失った」というケースです。

最も多いのが「浮気をした相手のことを信頼できなくなった」というケースで、例えば夫が浮気をしていたということで妻が完全に夫に対する信頼を失って離婚に至るということはよくあります。
もちろん妻が浮気をしていて夫が離婚を決意するということもよくあるのですが、こうしたケースは極めて多いために考えておかなくてはなりません。

特に人生のパートナーとして決めた相手が、全く別の誰かと一緒にラブホテルに入っていく姿が写真に収められていたということになるとそれまで抱いていた愛などの感情が一気に失われることもあり、依頼した段階では「離婚をするつもりはない」といっていた人でも意見が完全に変わって離婚を決意したということもあります。

また浮気調査で浮気の事実が明らかにならなった場合でも離婚するケースがあり、特に注意したいのが「探偵の調査がばれた」ということでしょう。
もちろんこれがあったから必ず離婚に至るというわけではないのですが、時折「そんなに信用されていないとは思わなかった」ということで離婚を切り出されてしまうことがあります。
こうなってしまうと本来は浮気の事実が無くて安心したという形で終わらなくてはならないのに、非常に不幸な結末を迎えることになってしまますから、浮気調査はくれぐれも腕の立つ探偵に依頼をするべきと言えます。